スターウォーズ『最後のジェダイ』を視聴して・・・。

久しぶりに映画でも観ようかと、初めて劇場公開を見逃したスターウォーズ『最後のジェダイ』を円盤を購入して視聴した。

 

もう何ていうか「落胆」の一言に尽きる。

シリーズ物でこれほど次回作に興味のわかない作品は、未だかつてなかったってくらいひどかった。

まず二作目にも関わらず、相変わらずキャラが弱い。

旧作と比べちゃいけないんだろうけど、これまでのエピソード2、5では、各シリーズに登場するキャラクターの内面を掘り下げ、次に繋がる展開へとジャンプするための方向づけになるような展開があり、それでいて映画単体での見せ場もしっかりとある、というようなものだったのだけど・・・・何だかね〜〜〜〜〜w

もうね、『スターウォーズ』っていう作品云々を抜きにして、ただのSF映画としてもつまらなさすぎた。

ノベライズの方には、結構しっかりとした謎解きが書かれているらいしいのだが、いやあ、それ映像にすべきでしょ!?って思いますよね〜。

今三部作においてのミステリーな部分に関しては、明確な解答はなし。

スノークさんなんかに至っては、ストーリーテリング上必要だったのか?と思うほど簡単に途中退場w

(ま、これに関しては本当に本物が死んでるかはわからんけど・・・w)

まあ監督自身が、とあるインタビューで述べていたルークを消すためのストーリーってのは分かるけど、新しい要素を際立たせるためとはいえ、本当今回のような結末で果たしてよかったのだろうか?とモヤモヤはつのるばかり・・・・。

 

新規の顧客はそりゃ〜必要やけど、古参のファンを切り捨てる必要まであるのか?と感じさせられた。

「ルーク共々、今まで有難う、お疲れっした〜〜〜」みたいなね・・・。

なんか日本のアニメの宇宙戦艦ヤマトのリメイクにも似た感じを受ける。

いやね〜、どれだけヴィジュアル、キャラクター、各設定等を変更しようが、そんなことはどうでもいい。ただ旧来の作品を観たときの『ワクワク感』とか、そもそもその作品が持ってる根底的なテーマとかは変えるべきではないと思うんだけどね〜。

だって楽曲のカバーとかで原曲が何かが、どこか聴いてくれる人に分かってくれるくらいのアレンジにしないと、それはリメイクとかカバーの域を超えてしまうし、そもそも原曲のイメージを必要としないのならば、カバーやリメイクとしての意味がなくなって、それはもうオリジナルってことでいいじゃんってことになってしまう気がするんだけどね〜〜。

ま、その良し悪しは、聴く人観る人それぞれが判断すればいいだけの話でしょ?って言われたらそれまでなんスけどね(^_^;)