日本のサスペンス映画の一片
久しぶりの更新でありますw
っても相変わらずの映画ネタなんですが・・・・。汗)
最近は己のストックの中からとか、レンタルで日本の古いサスペンス?(中にはSFやホラー
と呼べそうなもの)映画を観てたりします。
別に意図してる訳ではないのですが、ただ”なんとなく”です。笑)
で、画像の一番左が崔 洋一監督の「マークスの山」(1995)で過去に一度レンタルして観た
事があって、その時は「何だかエグいなあ〜。」って感じだったのですが、もう一度観たく
なったのでレンタルして観ました。
映画自体は再度見直しても、やはり「エグいなあ〜。」って印象は変わらず、サスペンスと
いうよりも当時流行ってた?サイコスリラーっぽい感じできっと原作からは遠く離れた感じ
なんだろうなあと思いました。
次に真中のが岡本喜八監督の「ブルークリスマス」(1978)。
これはストックの中からなんですが、退廃的ムードと社会風刺の効いた緊張感が好きな作品
でストーリーは全くのSFなんですが、その架空のストーリーの中で繰り広げられる人間ドラ
マが妙にリアルで観た後でとても複雑な気持ちになります。笑)
私の好きな「ゾンビ」映画の元祖的監督さんでジョージ・A・ロメロという人がいるんです
が、その監督の作品の中に「ザ・クレイジーズ」ってのがあって、個人的にはこれと似た感
じを受けます。
最後が山本 薩夫監督の「皇帝のいない八月」(1978)。
これも上の「ブルークリスマス」同様、多少ハチャメチャなストーリーではあるんですが、
劇中”事を行う”登場人物達の思慮、思考が全くの絵空事に思えなくなる感じは何度観てもおも
しろいです。汗)
今回書いたどの映画も反体制やら、利権主義の人間達に対しての痛烈な社会風刺の効いた内
容のものばかりなんですが、「マークスの山」はちょっと逸れるとこが多いんですけど、他
二作品はディティールの詰めの荒さを抜きにしてどちらも良く出来ていると思います。
最近の邦画にこれほど風刺が効いてて、且つスケールの大きな映画がないのが残念ですね〜。
もっとも現代社会の政治家なんかから見たら、たとえフィクションではあってもあまりおも
しろい内容とは言えないんでしょうが・・・・。
ここ一週間は、まだまだ暑い日が続きそうですが、ポチっとヨロシク〜〜w
コメント (14)
ここのトコ、映画三昧デシタカ…>>NOVさん
それにしても'78って…小学校入学したくらいの時のですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/1978%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%AC%E9%96%8B%E6%98%A0%E7%94%BB
思わずその年上映の映画を調べちゃいましたが(笑)、
記憶にあるのは
・未知との遭遇
・スターウォーズ
・ジョーズ2
くらいですかね。無論、後になってから観たやつですけど。
メジャーなのしか観ていないなぁ…と(恥
今日もWでポチっと!
投稿者: flipper | 2007年08月16日 22:03
日時: 2007年08月16日 22:03
私も基本的にはリアルタイムで見た訳ではないんですが、当時劇場公開から
2年を経てテレビ放映って感じで80年代の頃は既に映画好きでした。爆)
で、テレビで見たの覚えてて、社会人になってから再度ビデオで観てみると
子供のころ観ておもしろかったもののほとんどが、成人してからもおもしろ
かったんですよね〜。笑)
そうやって観てるうちにどんどん裾野が広がってく感じで今に至るって感じ
です。汗)
でも洋画邦画ともに70年代中盤から80年代初期の作品って映像的にという
よりストーリーの発想がおもしろいものが多いと思います。
特に80年前後の角川作品ってエネルギッシュで大好きですよ。笑)
W、有難うございます〜!!
投稿者: NOV | 2007年08月16日 22:34
日時: 2007年08月16日 22:34
一気に3作分きましたね・・・
たまにはCGネタみたいっす(^^)
投稿者: KENDI | 2007年08月16日 22:49
日時: 2007年08月16日 22:49
KENDIさん、ども〜。
先日FinalRenderがマイナーアップデートされたんで、その辺の記事を
書こうかと準備してるんですが、なかなか進まないんですよね〜。
ま、出来次第アップということで・・・w
投稿者: NOV | 2007年08月16日 22:56
日時: 2007年08月16日 22:56
映画ではないですが…
ここのとこニュルンベルク裁判の番組(BS1)を見てます。
この時期だからやってるんですかね。
この週末(日曜日)から6夜連続で「ハゲタカ」もNHKで再放送予定ですし・・・TVに追われてる(大汗
Wでポチっと
投稿者: flipper | 2007年08月17日 23:08
日時: 2007年08月17日 23:08
8月中はこういう話題が絶えないでしょうね〜。
「ハゲタカ」の再放送やるんですね〜!!
日曜からですか〜、メモメモw
放映当時は結局観れずじまいだったので、今回の再放送は
見逃さないようにしよ〜っと。
flipperさん、情報有難うございます〜!!
後、ポチも毎度です!!
投稿者: NOV | 2007年08月17日 23:24
日時: 2007年08月17日 23:24
ハゲタカ、良かったですよ(立場は違えど同じ?金融業に従事していたからかも)。
まぁ原作読んでしまったので、そっちのほうが更にお奨めなんですけどね。
明日の夜10時頃~だった記憶があります。
ポチしときますね!!
投稿者: flipper | 2007年08月18日 23:08
日時: 2007年08月18日 23:08
ちと調べてみたら、9時50分からでした〜。笑)
忘れずに挑戦してみたいと思います。
原作の方も是非とも読んでみたいんですが、こっちもなかなか重い腰が
上がりませんです、トホホw
ポチ、有難うございます〜〜!
投稿者: NOV | 2007年08月19日 00:18
日時: 2007年08月19日 00:18
今やってると思いますが、見てますか^^
私はもう何回も観ちゃったのでアレですが…
とりあえず援護入れときます。
さkk会社からも入れといたのでWデス!
投稿者: flipper | 2007年08月19日 22:29
日時: 2007年08月19日 22:29
flipperさん、ども〜w
レス遅れてすいません〜。汗)
先日の雷の影響かどうかはよく分からないんですが、昨晩より
うちのマンションのターミナルがイカれたらしくインターネットが
出来ない状況でした。爆)
で、今日になってNTTに連絡してみたところ、別府市内のマンション
関係で同様の案件が多数発生してたらしく、先ほどようやく復旧しました。
うちのマンションよくあるんですよね〜、困ったもんだw
「ハゲタカ」観ましたよ〜!!
いや〜、予想外におもしろいです〜!!
そこら辺の民放ドラマよりも映像的にもしっかりしてて見応え充分!
今晩も気合い入れて観るぞ〜!!!
あ、Wいつも有難うございます〜!!
投稿者: NOV | 2007年08月20日 16:24
日時: 2007年08月20日 16:24
B FLET'SマンションTypeですか?うちはソレの「ミニ」です。
昨年4月に発表された同商品、即NTT(当社担当営業)に
問い合わせて申込し、昨年8月に導入できました。
どうも、支社というか神奈川西部では「初」案件だったよう
です(笑
この辺、「大家」である私(うちの会社)がこういうの好き
なので、他所(の物件)より有利かなと思ってますw
ハゲタカは流石にNHKのドラマだけあって、濃厚感たっぷり
ですよね。その分、見終わると疲れますが…
私は元銀行員でしたから、劇中では芝野さん側の人間ですw
とはいえ不良債権処理担当ではなく、営業最前線でしたから
「投資案件」を探すという点ではファンド側と同じかな。
9年近く勤めた銀行もラスト2年は(成績は良かったケド)
つまらなかったので、ファンドに転職すれば良かったのかなぁ
とこのドラマを見るたびに思います。
ちょうど、その時期(ファンドではないけど)運用法人から
お誘いもあったんですよね…
堅い運用中心で面白味に欠けそうなのと、中間管理職として
現場から少し距離を置かねばならないポジションを提示され
たので断りましたが・・・。
銀行での師匠も外資ファンドからの誘いがあったみたいですし、
その人が移籍してたら、私もそっちにくっついて行ってた
んだろうと思います。
そういうワケで、他人とはちょっと違った目線で見てしまう
自分もいたりするんですよね・・・
長文スミマセン。
投稿者: flipper | 2007年08月21日 11:43
日時: 2007年08月21日 11:43
なるほど〜〜〜w
目線でいえば、私はどちらかというと芝野さんと鷲津さんの心理的かけひき
とその描写が今後どうなっていくかが興味あるとこですね〜w
方法論しては偏ってるんでしょうが、鷲津さんのそれって結果はどうあれ
やはり”救済”には違いないように思われます。
役やってる大森南朋さんの感情のない冷めた表情でありながら、過去の呪縛に
対する苦悩?の演技が非常にすばらしいですね〜。
金融的なことは全くの素人なので、分からない事のほうが多いんですが
”お金”って使い方次第では、本当に恐いものだなあなんて思いました。
第一回の松田龍平君のセリフで「お金は人が使うもので、人がお金に
使われるものではない。」といったセリフは結構ドキっとさせられました。汗)
今日の放送が待ち遠しいですね〜。笑)
投稿者: NOV | 2007年08月21日 13:45
日時: 2007年08月21日 13:45
>第一回の松田龍平君のセリフで「お金は人が使うもので、人がお金に
使われるものではない。」といったセリフは結構ドキっとさせられました。汗)
…これはホントだと思います。
でも切羽詰まってきちゃうと主客転倒してしまうのもまた事実なんですよね。
原作では鷲津さんの前職(ルーツ)は銀行員ではありません。
原作とドラマの内容は、似て非なるものです。細かな金融用語も
丁寧に説明がされているので、「金融業界」に接点が無い人でも
十分に読めると思います。
真山 仁さんという方が原作者で、「ハゲタカ(上下巻)」と
「ハゲタカⅡ(上下巻)」gたいずれも文庫本で発売されてます。
ドラマはこの4冊に含まれる「案件」のいくつかの内容をアレンジ
した格好です。
↑の本、ドラマの後でご覧になられると、とても面白いかと思いますYO!
今日はトリプル援護でポチポチポチっと!!
投稿者: flipper | 2007年08月21日 21:04
日時: 2007年08月21日 21:04
トリプル、有難うございます〜〜!!
テレビや映画のメディア化がされる場合って、原作の”ある部分”が
制作サイドの意向でクローズアップされた形になる場合がほとんど
ですので、原作の方がよりきめ細やかな感じなんでしょうね〜。
今、読んでる本とかないので、挑戦してみようかしら・・・w
投稿者: NOV | 2007年08月21日 21:58
日時: 2007年08月21日 21:58