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2007年08月 Archive

2007年08月31日

ちょ〜っと気になる”伝染歌”

densenuta.jpg

先日から劇場公開されている「伝染歌」。
普通なら全く”問題外”な映画なんだけど、何故にこの映画が気になるかというと随分以前から
敬愛する原田眞人監督作品だからなのですw

私が原田眞人監督を知り得る切っ掛けになったのはオリジナルビデオの「タフ」(木村一八
主演)という作品だったのですが、当時乱発される東映のVシネマに代表されるようなOVア
クションの中にあって極めて異彩を放っているように感じて中古ビデオを購入して何度も
繰り返して観ていました。汗)
この「タフ」という作品はシリーズもので1〜4まであるのですが、特に4のアクション
シークエンスにおける臨場感や緊張感は、他の邦画アクションものの持つそれとはまた
違ったもので、言葉で表現するのは非常に難しいのですが、とにかく”キレて”ました。

氏のその後の作品で「KAMIKAZE TAXI」も同様にすばらしく、この映画に出演されていた
役所広司さんを良い俳優さんだなあ〜と思う切っ掛けとなり、どこか邦画離れしていたのを
引き戻される要因となりました。
またご自身も俳優として「ラストサムライ」などのハリウッド映画に出演されており、これ
でもかというくらい”憎たらしい”役を演じられていて、個人的な好感度は上がる一方でした。

そんな中で今公開されているこの「伝染歌」、出演されてる俳優が誰かとか、只のアイドル
映画だろうが、原作が秋元康だろうが、とにかくそんな事はお構いなし!!
絶対にそんじょそこいらのジャパニーズアイドルホラーなんかじゃないだろうって考えると
気になっちゃうんですよね〜。(じゃあ、観に行きゃいいじゃんw)
でもね〜、ことわざに「弘法も筆の誤まり」ってあるように「もしかしたら?」って気持ち
もどこかにあってなかなか劇場に足を運ぶ勇気が持てないんですよね〜。爆)
内容がバイオレンスアクション系なら迷いなく観に行くんですが、AKB48?、秋元康?
ジャパニーズホラー?、う〜んやっぱ不安は拭えないなあ〜〜〜・・・。
(あら?さっき「お構いなし」とか書いたっけ・・・?汗)

さ〜てどうしたものか・・・・・w


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2007年08月29日

ブルースブラザーズ[The Blues Brothers]

bluesbrothers.jpg 最近洋ドラばかりレンタルしていて新作DVDを全然観てないので、今日はストックの中から音楽ネタも絡めつつ「ブルースブラザーズ [ The Blues Brothers ] 」をピックアップしました。汗)

この映画、もうすでにご存知の方も多いと思うのですが、全編に渡って”超大物ミュージシャン”が多数出演されてます。
ストーリーなどはとても単純明快で非常にナンセンスな部分満載なんですが、様々な映画の要素を盛り込んでいて劇中流れる数々の名曲とともにラストまで痛快に疾走していきます。
個人的にはジョン・ランディス監督作品の中でピカイチなんでは?なんて思ってたりします。

私自身この映画を知ったのは幼少期のTV放映だったのですが、その当時は出演されている数々のミュージシャンのことなど知る由もなく、ただ内容の馬鹿ばかしさとノリが大好きで後に自分が音楽をやるようになってそのミュージシャン達の偉大さを知ってからは、「よくこれだけのメンツを集められたなあ〜。」と別の意味で感動しました。

ほんと細かい事抜きにしてジャズだのブルースだのロックだのお構いなしの各ジャンルを超越した”音楽”としての楽しさがヒシヒシと伝わってくる名作だと思います。


で、いつものようにYouTubeからいろいろ引っ張ってきました。
最初のは、アレサ・フランクリン(当時はまだ細い!?)、その次がレイ・チャールズ、
で最後はブルースブラザーズバンド(冒頭の前説?をやってるのがキャブ・キャロウェイ)。







この他にも大御所ミュージシャンとしてはジェームス・ブラウン等が出演されてます。
またそれ以外にもスターウォーズでレイヤ姫を演じていたキャリー・フィッシャーや若き日の
スピルバーグなんかも出てます。


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2007年08月26日

最近はこんなの観てたりしますw

supernatural.jpg MOVIEのカテゴリーに入れるのもなんなんですが、最近この「SUPERNATURAL」なる洋物TVドラマをDVDで鑑賞中です。
ちょ〜っと流行遅れな感じが何ともなんですが、これなかなかおもしろいです。
本当は「24」辺りの王道路線を狙ってたんですが、シーズン5とか、6とかになってるので、全部観るのが大変な気がしてしまって腰が引けてしまいました。汗)
たまにTV放送なんかでところどころ見たことのある「LOST」やら「プリズンブレイク」なども確実にハマっちゃうのが解りきってたので、そういうのから外れたとこでこの「SUPERNATURAL」だった訳なんですが、いざ見てみると普通に劇場映画を見る感覚で見れました。
映像、ストーリーともにそこいらのB級映画よりもはるかによく出来てます。
しかも毎回劇中でかかる挿入曲になつかし〜ハードロック系の楽曲がかかるので、これまた私にとっては楽しみが増えて”尚良し”な感じです。笑)
それとこれも狙いなんでしょうが、毎回ゲストでかわいい?、綺麗?な女優さんが登場して来てこちらも今のとこ”はずし”がなく極めて良好〜!!汁)
ネタも都市伝説的オカルト?ホラー?なので、まさに今が旬!?
おすすめでっせ〜〜〜ヘ・ヘ・ヘ・・・w


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2007年08月23日

レミーのおいしいレストラン[Ratatouille]

Ratatouille.jpg 普段使用してるカードのポイントが溜まって映画を一本無料で観られる(9月8日までの期限付き。汗)ということで、何を観ようか迷った挙げ句、遅ればせながら、「レミーのおいしいレストラン [ Ratatouille ] 」を観て来ましたw
残念ながら字幕版は上映しておらず吹き替え版での視聴と相成った訳ですが、吹き替えに多少の違和感はあったものの、観る前から「おもしろいに決まってる〜。」的な偏見と過剰なまでの期待感をあっさりと葬り去る程の素晴らしい映像とPixarの王道?ストーリーに完膚なきまでに叩きのめされました。笑)
ほんとこんな子供にも分かりやすく、大人には考えさせられることがある脚本、どうやったら出来るんでしょうね〜。
とにかく深いです!
見た目や価値観、更には過去からの歴史から来る偏見がもたらす無意味な争いや、”夢”を持ち、叶える為に必要な勇気と自らが発言、行動することへの社会的責任、そしていつもの家族や友達、もう様々な要素が盛りだくさんでありながら全体がスマートにまとめられていて、観終わった後にはとてもさわやかで平和な気分になれます。

後、先日の「トランスフォーマー」でのCGによる映像もすごいとは思ったんですが、今回の「レミー〜」の方が一枚一枚のカットで
考えた時に技術的にも発想的にもすごいと思いました。
こんな映像を見せられちゃうとPixarの次回作に対する期待が嫌が上にも高まってしまいます。
今からじゃあ、ちょっと気が早いんですが、来年夏公開予定の「ウォーリーWALLE」も期待大です!!
現段階での予告ではまだ予想がつきにくいんですが、きっとまた良い意味で期待を裏切られるんだろうなあ〜・・・。


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2007年08月20日

ロックなトロイカスペシャルセッション?

以前から何かとお世話になってるしまさんの企画で「暑い夏もロシア民謡で冬気分、ロックな
トロイカスペシャルセッション」というのに参加しましたので、こちらにもリンクの
意味も込めて記事アップですw

総勢11名の普段は様々?なジャンルのギタープレイをされている方々が参加されていて
ロシア民謡である「トロイカ」をベースにハードロック調にアレンジされたオケ(カラオケ)に
各々がリードギターをかぶせてます。
スタジオで生セッションという訳にはいかないまでも、こういう形で面識のない方々の
プレイを聴けるのは自分にとってはとても有意義に思えました。
また普段バンド活動等していない私にとっては、何だか擬似的にでも”バンド”を意識出来て
久しぶりに妙な喜びもありました。
参加された皆さん、お疲れ&有難うございました〜。笑)

で、私が参加してる音源はこちらでお聴き頂けます。汁)

うちには録音環境がないので”親方”(CM製作等やってる古くからの友人)のとこに
押し掛けつつ、仕事の合間に無理矢理録音してもらったんですが、自分のを聴き直して
みるとサウンドメイキング、フレーズともに荒削りでとても視聴に耐えうるものではないかも
ですが、余興として楽しんでくださいまし〜。笑)

それと”親方”ありがとね〜!!(またヨロシク〜〜w)

最後にしまさん、こぎゃ〜な楽しいイベント企画してくれておおきに〜!
また誘ってくださいね〜。(ちゃんと練習しときます!汗)


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2007年08月16日

日本のサスペンス映画の一片

japanese-suspense.jpg
久しぶりの更新でありますw
っても相変わらずの映画ネタなんですが・・・・。汗)
最近は己のストックの中からとか、レンタルで日本の古いサスペンス?(中にはSFやホラー
と呼べそうなもの)映画を観てたりします。
別に意図してる訳ではないのですが、ただ”なんとなく”です。笑)

で、画像の一番左が崔 洋一監督の「マークスの山」(1995)で過去に一度レンタルして観た
事があって、その時は「何だかエグいなあ〜。」って感じだったのですが、もう一度観たく
なったのでレンタルして観ました。
映画自体は再度見直しても、やはり「エグいなあ〜。」って印象は変わらず、サスペンスと
いうよりも当時流行ってた?サイコスリラーっぽい感じできっと原作からは遠く離れた感じ
なんだろうなあと思いました。

次に真中のが岡本喜八監督の「ブルークリスマス」(1978)。
これはストックの中からなんですが、退廃的ムードと社会風刺の効いた緊張感が好きな作品
でストーリーは全くのSFなんですが、その架空のストーリーの中で繰り広げられる人間ドラ
マが妙にリアルで観た後でとても複雑な気持ちになります。笑)
私の好きな「ゾンビ」映画の元祖的監督さんでジョージ・A・ロメロという人がいるんです
が、その監督の作品の中に「ザ・クレイジーズ」ってのがあって、個人的にはこれと似た感
じを受けます。

最後が山本 薩夫監督の「皇帝のいない八月」(1978)。
これも上の「ブルークリスマス」同様、多少ハチャメチャなストーリーではあるんですが、
劇中”事を行う”登場人物達の思慮、思考が全くの絵空事に思えなくなる感じは何度観てもおも
しろいです。汗)

今回書いたどの映画も反体制やら、利権主義の人間達に対しての痛烈な社会風刺の効いた内
容のものばかりなんですが、「マークスの山」はちょっと逸れるとこが多いんですけど、他
二作品はディティールの詰めの荒さを抜きにしてどちらも良く出来ていると思います。
最近の邦画にこれほど風刺が効いてて、且つスケールの大きな映画がないのが残念ですね〜。
もっとも現代社会の政治家なんかから見たら、たとえフィクションではあってもあまりおも
しろい内容とは言えないんでしょうが・・・・。


ここ一週間は、まだまだ暑い日が続きそうですが、ポチっとヨロシク〜〜w

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2007年08月10日

映画「トランスフォーマー[Transformers]」

transformers.jpg 昨晩、嫁と映画「トランスフォーマー [ Transformers ] 」を観に行きました。
先日の「ダイ・ハード4.0」同様、娯楽に徹した作りはなかなかのものでした。
特にCGの編集に携わった方達には拍手喝采であります!!
中でも劇中のキャラクターであるロボットへの表情付けは見事で、その見た目は見事なまでの金属の質感表現でありながら、どこか生身のようなぬくもりを感じられるくらいでした。
ストーリー的には特別奇抜なものはなく、基本に忠実にというか、比較的オーソドックスなもので、いかにも「That's an America~!!」って感じでした。笑)
が、ロボットと人間の人種?を超えた勇気と団結力は観ていてとても気持ちよかったです。
まあ、続編も製作決定ということなので、次回作がまた楽しみです。

ちなみに下のYoutubeからのムービーは、80年代後半のTVアニメ版の主題歌に今回の劇場版の予告を再編してくっつけたものみたいですが、この主題歌をやってるのが当時(と、言わず今でも・・・w)好きだったダグ・アルドリッヂというギタリストがいたLIONというバンドで、懐かしさのあまり載せちゃいましたw




世間では、そろそろ盆休みですね〜。ってオイラには関係ないなあ〜〜〜〜w
つ〜わけで?、ポチっとヨロシクです〜w

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2007年08月08日

デス・ノート[Death Note The Last Name]

deathnote-lastname.jpg 先日あれだけ、「あ〜でもない、こ〜でもない」をほざいていながら結局見ちゃいました「デス・ノート」の続編「デス・ノート [ Death Note The Last Name ] 」。
とりあえずは最後どうなるのかが分かってスッキリしました。笑)
で、感想の方なんですが、あんまりいろいろ書いて多方面から非難を浴びるのもあれなので今回は感想は差し控えようと思います。汗)
まあ、全てが予定調和で何の意外性も見出せませんでした。←まだまだ勉強不足なんでしょうね〜。笑)

今回はちょっと方向性を変えてこの映画の主題歌として流れてたレッチリ [ Red Hot Chili Peppers ] の、もう随分前の曲なんですが ( Give It Away ) のライブ映像をYoutubeから引っ張って来ました。
いやはやレッチリ大好きなんですよね〜。汗)
何がいいって、自分でもハッキリ分からないんですが、とにかく”音の間”に味がある?んですよね〜。
今回の映画の主題歌の曲も聴けば聴く程味が出るような曲ですばらしいんですが、個人的には紹介してる曲の頃が一番”尖ってる”ようでいいんですよね〜。
でも過去に一度もライブを見に行ったことがないので、いつか是非見に行ってみたいものです。汗)
今はこのライブ映像で我慢、ガマン・・・・とw



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2007年08月05日

デジャブ[Deja Vu]

dejavu.jpg またまた更新が滞ってしまいましたが、またまた映画ネタでの更新ですw
そろそろ映画ネタでもDVDではなくて、新作映画ネタのレビューでもしたいとこなんですが、相変わらずタイミング?が合わずに映画館に足を運べません・・・。汗)

と、まあそんな前置きは置いといて〜、今回は新作DVDの「デジャブ [ Deja Vu ] です。
ジェリー・ブラッカイマー製作でトニー・スコット監督作品とくれば、”いかにも”な感じを受けるんですが、最近のトニー・スコット作品ってどこか”尻切れとんぼ”なイメージのどこか釈然としない作品が目立ってたんですが、今回の「デジャブ」も一応ちゃんと完結はしてるんですが、やはり後味の悪さが残りました。

ちょっとネタバレ的内容を含んでしまうんですが、タイトルにもなっている(デジャブ)という言葉の意味を念頭において映画を観ると、ちょっと無理矢理な感じも受けますし、タイムパラドックス的視点から見てもかなりラストは”?”でした。

ただそんなラストの”?”は抜きにして半ばハチャメチャな物語をしっかりワクワクドキドキで見せる映像手腕には、どこかワンパターンでありながらも
毎度ながら感心させられます。
(個人的ひいき目が多分に含まれているとは思いますが・・・w)
とにかく細かいツッコミを抜きにすれば、”イケる”映画だとは思うのでご覧になった後で
「あ〜でもない、こ〜でもない」を他の観た人と議論してみるのもまたおもしろいかも・・・・?


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2007年08月01日

幸せのちから[THE PURSUIT OF HAPPYNESS]

pursuitofhappyness.jpg プチご無沙汰でありましたが、またまた映画ネタでの更新です。
今回は「幸せのちから [ THE PURSUIT OF HAPPYNESS ] 」。
そうあのウィル・スミス親子競演で話題を呼んだ感動作です。
いやはや正に”感動作”でした。
「子供や動物が出る映画は当たる」なんてよく言われますが、単に子供や動物の演出が良いからといって、その映画が良いとは一概に言えないと思うのですが、世間の評判通り今回の子役(息子さん)の演技はピカイチとまではいえないまでも、とても良かったと思います。
ただ忘れてならないのは父親役のウィル・スミスの演技が良かったからこそ子役の演技も引き立ったのでは?と感じました。
どちらかというとヤッピーな感じの役回りの多いウィル・スミスですが、今回の彼はとてもリアルで非常に良かったです。

全体的な出来としては、結構淡々としていて内容の割に特別ドラマティックな演出もない感じで評価は賛否ありそうでしたが、個人的には普通で考えたらとてもドラマティックな出来事を淡々と描くことで、よりリアル感が増してその分観客に物語のテーマ性が伝わったんでは?なんて思いました。

過去を清算する為の努力は報われなくても、未来を築く為の努力って報われるのかなあなんてことを考えてしまいました・・・w


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